ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

2011-01-01から1年間の記事一覧

モスクワにて

日本を出発してから5日、19日にモスクワ経由でミンスクに入り、21日にモスクワに戻って来ました。 ミンスクでのコンサートでは客席総立ちで拍手を頂き、こんなことは初めてだったのでびっくりして、袖に入った途端に不覚にも大粒の涙を流してしまい、く…

出発間近

ベラルーシに出発する日が目の前に迫って来ました。昨日はスーツケースが一足先に成田空港へ向けて出発しました。重さは21キロ、本番があるためとても荷物が多く、もう一つ小さなキャリーケースを当日持って行って成田で預ける予定なのですが、ビジネスク…

毎日学生音楽コンクール

9月10日から11日にかけて北海道大会のピアノ部門の予選が開催されました。 このコンクールは数ある子供のコンクールの中で最も課題曲が難しくレヴェルの高い受験者が集まることで知られています。小学生部門ですでにバッハのシンフォニアとクラマー=ビ…

バレエ 2011年秋

さすがに先月末から低空飛行になってきました… 夜のクラスは時間がある限り出ていますが、昼のクラスはもうアウト…ベラルーシで弾く曲目を深夜まで練習しているため、どんどん寝るのが遅くなり朝起きられなくなってきたのです。 その上 やはり本番があるとな…

ロシア語キーボード奮戦記!!

私のPCには日本語と英語の他にロシア語も入っています。ロシア語のキーボードを使うときはPCの横に貼ってあるこのような表を見ながら入力します。 これがなかなか覚えられない…何か検索したりちょこちょことメールを書いたりするくらいならまあ知れてい…

何でこんなときに…

我が家の洗面台 最近何だか流れが悪いなー、と思っていたのですが、ベラルーシ行きの準備でバタバタし、忙しさにまぎれてそのままにしていました。 まあ 時間かかっても流れるんだからいいだろう…ベラルーシから帰って来たら一度みてもらおう… そう思ってい…

ロシア号を迎えよう!

9月20日にベラルーシのミンスクでのコンサートを終えた後 21日にモスクワに戻ってきて26日までいるのですが、その間にどうしても行きたいところがあるのです。 モスクワ ヤロスラヴリ駅…昨年乗ったシベリア鉄道「ロシア号」の終着駅です。 9300キ…

秋の予定

今 私は来月のベラルーシのコンサートに向かって全力疾走していますが、うちの生徒さん達もこの秋出演するさまざまなコンクールやコンサートなどに向かって邁進しています。 秋のシーズンのトップをきって行われるのが「Pianissimo 11th stage」(8月27日…

同日乗継

来月行くベラルーシは私にとって初めて行くところです… 実は不安なことが一つ… 9月19日 成田からモスクワ経由で行くのですが、、これがスケジュールの関係で同日乗継になってしまったのです。 成田からのJALがモスクワ ドモジェドヴォ空港に到着するの…

ベラルーシのピアノ曲

ベラルーシでの演奏のために日本を発つ日があと1ヶ月に迫ってきました。プログラムはすでに決定していたのですが、ベラルーシの曲が入っていないのを残念に思っていました。日本では見つけられず、主催者を通じて現地に楽譜を依頼していたのですが、7月の…

生協の閉店時間

いつも買い物に利用している自宅近くの藤野生協は物が豊富にあって、大抵の日用品の買い物はここで済んでしまいます。夜も11時までやっていたので、レッスンが終わってから深夜によく利用していました。 しかし 3月に大震災のあとエネルギー節約のため、…

教室だより 2011年夏

先月末 ちょうど藤野教室が工事の真っ最中のときに書き上げた「教室だより 2011年夏の号」を生徒さんにお渡ししましたので、少し遅くなりましたがWEB版をアップします。 今号は藤野教室の改装についてのお知らせと来月に迫ったベラルーシでのコンサー…

姪のバレエ 2011年夏

8月3日に姪(小学校6年生)のバレエの発表会があったので、母と一緒に観に行ってきました。 今まで バレエが好きということでずっと続けてきましたが、今年は生まれて初めて経験するハードなスケジュールの中でのリハーサルだったようです。 中学受験をす…

ベラルーシへ

このブログで何度か書いてきたのですが、9月19日からベラルーシフォーラムの中の文化交流で演奏するため、ミンスク(ベラルーシの首都)へ行ってきます。 本番は9月20日(火)、プログラムもやっと正式決定しました。 ラフマニノフ エレジー セレナー…

新レッスン室 完成!

26日 ようやく防音工事が終了し、藤野教室の新しいレッスン室が完成しました。 壁、床、天井を数十センチ厚くして、これ以上厳重にはできないというくらいの仕上がり… 入口の戸は二重に… 窓も4枚…(開け閉めがタイヘン…これならドロボーも入りにくいだろ…

カンヅメ生活

いよいよ 藤野教室(自宅)の防音工事が始まりました… ヒマである… 朝から晩までどこにも出られないのである…朝8時半ころに工事の人が来るため玄関の戸を開けておいてのんびり朝ごはん… 買い物に出られないので、昨日までに食糧をたくさん買っておきました…

防音工事

20日(水)からいよいよ藤野教室の防音工事がスタートします。 5月に裏の住人から苦情が出てから2ヶ月余り…下見、見積もり、音響テスト、制作、と休みなく作業が進み、(裏の御仁は何て遅いんだろうと思っていただろうが…)やっと20日から家の中での工…

またまた危機一髪!!!

9月にロシアとベラルーシで演奏することになり、準備のため先週末東京に行っていました。 出発の土曜日はレッスンがお休みだったので、自宅から車で新千歳空港に行くことに。フライトは13:00だったのでいつも通り2時間前の11:00に自宅を出発しま…

御邪魔虫若葉伝説

愛車が3回目の車検を迎えました。7年もたつと修理する箇所も多くなり、今回は4日間ほど預けることに。 車がなかった間は父の車を借りて乗っていました。不器用極まる私は代車を借りてもすぐには乗りこなせないのですが、父の車はときどき借りているので、…

身分証明書を…

嘉門達夫の「小市民2」という歌の中にこんな歌詞があります。(私はこの歌が大好きで自分のiPhoneに3曲も小市民の歌が入っている) ♪ おまわりさんとすれ違うとき悪いことしていないのにキンチョウしてしまう… 私は 日本ではおまわりさんに会っても別に緊…

久しぶりのオフ

今日はいつもの木曜メンバーが修学旅行のため、思わぬところで一日オフとなりました。 今月は自分の本番と生徒さんのコンクールが週末ごとにあって全く休みがなく、一か月が物凄く早かった… 家の中は当然ぐちゃぐちゃ…よく見ると階段の角のところにはクモの…

ピティナ ピアノコンペティション

ピティナ ピアノコンペティション 札幌第2地区予選大会。 昨年B級で予選を通過できなかった生徒さんが今年再挑戦、2度目の挑戦で見事に地区本選(8月上旬)出場を決めました。 ピティナをはじめ 子供のコンクールのレヴェルは年々上がり、要求されること…

事件その後

先月 裏の家からピアノの音に対する苦情が発生した藤野教室は 結局全面的に防音工事をやり直すことになりました。やはり苦情が出てしまった以上 中途半端な工事では無理のようで、長年教室のピアノの調律をお願いしている方に防音の専門の方を紹介して頂き、…

コンタクト紛失騒動

このところ目のトラブルが頻発し、PCの画面を見るのが辛い日が続いています… 子供の頃から目が悪く、現在はコンタクトレンズを使っています。裸眼だと0.02くらいなのですが、矯正視力は両眼で1.2。毎日運転もするし、もちろんロシアでもコンタクト…

懐かしの駅

かなり前 まだ雪があった頃です。白石教室(実家)でのレッスンが早めに終わった夜 両親とテレビを見ていると「世界の車窓から」(テレビ朝日系)という世界の鉄道を紹介する短い番組でシベリア鉄道をやっていました。ちょうどハバロフスクからモスクワ方面…

体の声を聞く…

3年半の闘病生活から這い上がって舞台に復帰して1年余り…去年は割とのんびりモードで演奏活動をしていたのですが、今年に入ってからは舞台も増え、スケジュールも過密になってきました。ピアノが弾けること、舞台に立てることを心から幸せだと思って元気に…

おともdeマイル割引

JALには「おともdeマイル割引」という運賃があります。マイルを持っている人が特典航空券を使うとき 誰かを連れて行くことによって(4人まで)マイルが割引になり、連れの人も最安値で行ける、というもの。 バレエに夢中の姪(小学校6年生)の発表会は…

合唱の伴奏オーディション

最近 学校の合唱コンクールや行事のピアノ伴奏者はオーディションをおこなって決めるところが多いようです。うちの教室の生徒さんも毎年誰かがオーディションを受けていて、受ける曲をレッスンに持って来ます。 今年度のトップをきってオーディションの曲を…

事件勃発

お久しぶりです。この10日間本当に大変なことばかりで、全く更新することができませんでした。 実は 東京から帰ってきた翌日(16日) 私の自宅(藤野教室)のピアノの練習の音に対する苦情が入りました。この家に引っ越してきたとき 練習室の壁と天井に…

パーヴェル ネルセシアン ピアノリサイタル(5月14日 東京文化会館)

現在モスクワ音楽院の教授もつとめるパーヴェル ネルセシアンの演奏は札幌で何度か聴いていました。いずれもディナミークの広さと音色の豊富さが際立つテクニックと音楽に対する多方面からのアプローチが感じられる演奏だったのですが、初めて聴いたとき(2…