ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

姪のバレエ 2011年夏

 8月3日に姪(小学校6年生)のバレエの発表会があったので、母と一緒に観に行ってきました。

 今まで バレエが好きということでずっと続けてきましたが、今年は生まれて初めて経験するハードなスケジュールの中でのリハーサルだったようです。
 中学受験をすることを決め、5年生から受験塾に通い始めました。第1志望は大学までエスカレーター式に進学できる かなりハイソサエティーな家庭の子が通うイメージの学校…妹(姪の母親)はそんな中に彼女が入ってはたしてやって行けるのか心配したようですが、本人の意志が固く、挑戦することに決めたそうです。
 6年生の夏は受験の天王山…彼女は毎日一日10時間もの夏期講習の授業に通いながらリハーサルを続けていました。当然リハーサルで行けなかったところの授業は自分でこなさなければなりません。

 そんな中の発表会だったので、私はあまり上手になっていないのではないかと思っていたのですが、(ピアノと同じでバレエもとにかく練習が大切)意外にもトゥシューズのテクニックも向上して、少しずつ大人の踊りになってきています。勉強が大変なのをバレエには影響させない、という気迫が伝わってきました。

 うちの生徒さんでも受験塾に通っている人がいますが、やはり皆相当ハードなようです。この先試験がある2月までは今のペースでバレエを続けることは難しいようですが、何とかテクニックが落ちない程度には続けていて欲しいですね。
 意思強固で気だけは強いのだけど、137センチと小さく体力はないので、途中で落伍しないように 何とか健康で試験の日を迎えてくれるように願っています。