今年の発表会(今月17日)の第3部(私の演奏)は「歌から生まれたピアノ曲」と題して3曲をお届けいたします。
1曲目はラフマニノフの歌曲「歌うな、美しい人よ」(詞:プーシキン)をロシアのピアニスト、セルゲイ・クルサノフがピアノソロ用に編曲したものです。以前からラフマニノフの歌曲がとても好きだったのですが、演奏する機会はあまり多くなく(何しろ歌の人がいないと演奏できない)、モスクワで楽譜を見つけたときは「やった!」と思って即刻買い求めました。
他に「悲しくも愛してしまった」や「すべては過ぎゆく」など10曲が入っているのですが、今回はもっともポピュラーな「歌うな、美しい人よ」を選びました。
2曲目はプーランクの即興曲第15番。この曲は「エディット・ピアフを讃えて」という副題がついていて、有名なシャンソン「枯葉」をもとに作られたものです。
彼女の声のような音色をピアノで出せると良いですね…
1曲目はラフマニノフの歌曲「歌うな、美しい人よ」(詞:プーシキン)をロシアのピアニスト、セルゲイ・クルサノフがピアノソロ用に編曲したものです。以前からラフマニノフの歌曲がとても好きだったのですが、演奏する機会はあまり多くなく(何しろ歌の人がいないと演奏できない)、モスクワで楽譜を見つけたときは「やった!」と思って即刻買い求めました。
他に「悲しくも愛してしまった」や「すべては過ぎゆく」など10曲が入っているのですが、今回はもっともポピュラーな「歌うな、美しい人よ」を選びました。
2曲目はプーランクの即興曲第15番。この曲は「エディット・ピアフを讃えて」という副題がついていて、有名なシャンソン「枯葉」をもとに作られたものです。
彼女の声のような音色をピアノで出せると良いですね…
3曲目はオペラからの1曲。楽劇「トリスタンとイゾルデ」から、イゾルデが最後に死んでゆく場面「イゾルデの愛の死」。
昨年10月のパーヴェル(ネルセシアン)のリサイタルのプログラムに入っており、聴いた途端に「この曲やりたいっ!」となり、この冬レパートリーに入れました。パーヴェルの多彩な音色のイメージが強烈に頭に焼き付いているのに、自分の音色のパレットはあまりにも貧弱で、3曲の中で一番苦しんだのがこの曲だったと思います。
昨年10月のパーヴェル(ネルセシアン)のリサイタルのプログラムに入っており、聴いた途端に「この曲やりたいっ!」となり、この冬レパートリーに入れました。パーヴェルの多彩な音色のイメージが強烈に頭に焼き付いているのに、自分の音色のパレットはあまりにも貧弱で、3曲の中で一番苦しんだのがこの曲だったと思います。
発表会まであと10日となりました。出演者の皆さんと一緒に 私も発表会のステージへの最後の一段を上がりたいと思います。