ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

ロシア語大特訓!!!

 連休が明けてから 全力でロシア語街道を疾走しています…

 教室の大人の生徒さんの紹介で知り合ったロシアの方にロシア語の個人レッスンを受け始めて1ヶ月が過ぎようとしています。
 彼の名前はデニス、一昨年シベリアを旅行したときのイルクーツクでの運転手パーシャに雰囲気がよく似ています。(そのため呼びかけるときについ「パーシャ」と言いそうになってしまう)
 先月はまだ腰に不安があったので白石教室まで出張してもらっていたのですが、今月からは彼の教室に通うことにしました。教室は自宅から白石教室に行く途中にあり、通いやすいのです。教室に行けば出張1回分の料金で2回受講できるので、回数も隔週から毎週に増やしました。
 「ロシア人に会っても怖くなく話ができるようにしたい」という私の希望を入れて、授業は始めから終わりまで打ち合わせを含めてすべてロシア語のみ、日本語は一言も使いません。単語の説明やこちらからの質問もすべてロシア語、しかも私が聴き取りに慣れるようになるべくノーマルスピードで…宿題の多さもハンパじゃない…
 まるでロシアにいるときのようなすさまじさに初めのうちは終わったらぐったりだったのですが、すぐに慣れてみるみるうちに毎朝聴いているロシア語ニュースの聞こえ方が違ってきました。

 ニュースを聴くときはテレビの前に辞書とメモ用紙を置き、気になった単語を書き留めておいて調べています。聞いたことがあるけれど意味を忘れてしまった単語って意外と多いんですよね。そういう単語をこの際全部頭に入れてしまおうという作戦です。

 一つでも多く単語や言い回しを覚えなくては…

 8月のパーヴェル・ネルセシアンのマスタークラスまであと3ヵ月、それまでの時間を考えたらもうどんなに必死で勉強してもし過ぎることはありません。

 あと ロシア語の音楽用語は 今まで聞きかじりで覚えているものもかなりあったのですが、かなり虫食い状態だったのでこの際 まとめて勉強することにしました。
 日本語の基本的な楽典の本を一冊買い、くらしき作陽大学ロシア音楽センターが発行している「露和・和露音楽用語小辞典」を見ながら少しずつノートにまとめています。
 実は今 ロシア語のピアノのレッスンの通訳の仕事にも興味があるのです。将来そういう仕事ができるようになったときに使えるノートにしたいと思って作っています。(もちろんピアニストはやめません。念のため…)