ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

明けましておめでとうございます。

 世界中が未だかつて経験したことがない厳しい年末年始を迎えていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 札幌は最高気温がマイナス10度に届かない厳寒の中での元旦になりました。

 

 最近は元旦にロシアのプーチン大統領の新年の挨拶を聞きます。

 前の年に比べてどのくらいロシア語力がついたかこれでわかります。昨年は今までにないくらい勉強をさぼったので、さぞかし落ちているだろうとドキドキしていたのですが、年末にネルセシアンのオンラインレッスンを受けたので(前回記事参照)、辛うじて前年のお正月くらいのレベルまで戻すことができたという感じでした。ロシアでも今までとは全く違う年越しであったようです。

 

 毎年うちではお正月に親戚で集まっていたのですが、今年はコロナ禍のため、それもかなわなかったので、元旦に私がオンラインでの新年会を企画しました。

 実家(白石教室)にPCやらカメラやマイクをセッティングして、PCをテレビに繋いで大きく映るようにしました。

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 いつも札幌で集まっていたメンバーばかりではなく、東京にいる妹や従妹の家族も加わって(何十年ぶりに会う人もいました)、話がはずみました。

 1対1のオンラインレッスンはかなりやっていましたが、3人以上でのミーティングを企画したのは初めてだったので少々緊張していたのですが、皆が喜んでくれたので、とてもホッとしました。まずは順調な新年の滑り出しです。

 

 合間に「ロシア語年賀メール奮戦記」…まずパーヴェル(ネルセシアン)にメールすると10分少々で返事が返ってきました。そして、イワノフカのラフマニノフ博物館に行ったときにお世話になったタンボフのイリーナ(現在はモスクワ在住)、この旅の帰りにモスクワで一緒に「チャイコフスキー・カフェ」に行ったナージャ(元在札幌ロシア領事館アタッシェ)、皆元気そうで良かった…

 

 家に戻って、お気に入りのCDをかけながらゆっくりお風呂につかりました。

 

 コロナ禍だから温泉にも行けない、

と思うより、

 コロナ禍だからNakazoe温泉(家の風呂)にゆっくりつかってリラックスしよう、

と思うと気持ちが明るくなりますよね。

 

 コロナ禍は今年もかなり厳しい状況のようですが、今年は何とか日常の一つ一つのことを前向きにとらえて、明るい気持ちでレッスンしていきたいですね…

 もちろん教室のコロナ対策には全力を挙げていきますので、引き続き皆様のご協力をどうかよろしくお願いいたします。

 

 今年が少しでも希望の見える年になるよう、心から願っています。

 

 新年のレッスンは5日(火)から始まります。