ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

ロシア語講座 2011年初冬

 パーヴェル(ネルセシアン)と会ってからまたがむしゃらに勉強するようになりました。

 10年前彼と初めて会ったとき 私は通訳を介して彼と話をしました。それから何度もロシアに行って、(山のように恥もかいて)今回は直接話ができました。
 先月のリサイタルのあとの懇親会で短い時間でしたが話が弾みました。生真面目だけれども話していてとても楽しい人です。

 今年 東京、モスクワ、札幌と3回彼の演奏を聴いて、来年は是非彼のマスタークラスを受けてみたいと思うようになりました。自分の演奏を聴いてもらって、私が長年研究のテーマとしている「音楽と踊りとの関連性」について彼の意見を聞いてみたいのです。
 そのためにはもっともっとロシア語ができるようにならなくてはなりません。挨拶に失敗して胃炎を起こしているようでは(10月30日の記事参照)ハナシにならないことは確かです。
 
 緊張しないようにするためには勉強して慣れるしかない…
 
 まだパーヴェル熱が冷めないタチヤーナ ゲオルギエヴナ(やはり異国に住んでいると自国の人の快挙はことのほか嬉しいものなのでしょう)にマスタークラスを受けてみたいと打ち明けたら、私に出される課題がぐんと難しくなりました。
 現在 金曜日に在籍している生徒さんは10人と多く、胃炎が治りきらない状態で朝も出て行くのはツライのだけど、とにかく授業は1回も無駄にできません。
 
 朝はロシア語ニュース、移動中はラジオ講座と教科書暗記用のMD、できれば音楽用語ももう一度書き出して覚えなおしたい…

 いつマスタークラスを受けられるかはまだわからないけれど、できるところまで頑張ってみます…