ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

ロシア語講座 2011年秋

 一昨日やっとのことで復帰しました。

 ロシアとベラルーシに行っていたときのことでひとしきり盛り上がった後、いきなりタチヤーナ ゲオルギエヴナから難題が…
 「26日のパーヴェル(ネルセシアン)のリサイタルはピアノのレッスンでもよく取り上げるよく知られた曲が多いけれども、このようなプログラムを作ることに対して演奏家としてどう思うか?」というもの…

 最近私に出される質問はこのようなものが多いのです。「どう思うか?」と聞かれるとダー(はい)かニェット(いいえ)ではなくまず自分の考えをロシア語で述べなくてはなりません。しかも この質問 日本語で答えることも難しい…

 「基本的には必要なことだと思います。特に若い人達のために。彼らは普段あまりクラシックのコンサートに行きません。彼らがかつて弾いたり聴いたりした曲がプログラムに載っていると、ちょっと行ってみようかと思うかも知れません。しかし こちらがぜひ取り上げたい曲があまり知られていない曲であることも多いので、これはとても難しい問題です。」
 最初はしどろもどろだったけど、何とか自分の考えを話していくと、このところ忘れていたロシア語の勘がよみがえってきました。

 いつものように1時間半みっちり絞られて、翌日RTRのロシア語ニュースを聴いてみると…

 かなり聞き取れるのです…

 やっぱり授業に行かないとダメですね…

 来週からも頑張って続けます…