ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

ロシア語講座

 先週からいよいよタチヤーナ ゲオルギエヴナの金曜クラスが再開しました。私にとってはシベリアに行っていたときのレヴェルを維持するための闘いの始まりでもあります。
 久しぶりにお会いしたタチヤーナ ゲオルギエヴナはお元気でしたが、日本でも多数報道されたとおり 今年のモスクワは本当に大変な事態だったそうです。森林火災の煙はモスクワ市内全部に広がり、水でぬらしたハンカチを口に当てなければ外出できず、夫君(サープリン総領事)と「こうなったら札幌に行って休もう」と言っていたのだとか…

 さて 授業は最初からビシビシ…夏休み前宿題に出されていた東京についての案内記事(多分飛行機の機内誌)はとんでもなく難しく、みんなヘトヘト…
 そして私に出された今週までの宿題は…

 「ロシアだより2010」のロシア語版を作ること…もちろんHPに載せたような長いものではないのですが、どことどこを回ったのか、一番気に入ったのは何か、などなど自分の感想も含めて文章にしてくるのです。
 これは秘かにやってみたかったので、翌土曜日 飛行機の中でルンルン気分で取りかかったのですが…教科書を暗記するのはあまり苦にならなくても、改めて文章を作るとなると自分のボキャブラリーのなさに唖然…

 それでも辞書を引きまくって、先ほど何とかノート1ページ分くらいの文章を完成させました。旅行のメンバー、旅程から始まって、一番印象に残ったのはもちろんシベリア鉄道…乗ったときはとても緊張していたのに、車掌のオジサンに親切にしてもらってすっかりリラックスして列車の旅を満喫し、列車を降りるときはとても寂しくて心細かったこと…思い出すままにいろいろ書いてみました。

 明日の授業ではこれを見ないで発表してみます。(確か列車の中で似たようなことを話していたので)そして直されたものを覚えていけば、間違いなく力がつくと思うのです…