ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

ロシア語講座 2011年初春

 年が明けてから教室の方が急ピッチで忙しくなりました。何しろ今年は発表会がいつもの年より1週間早い…しかも出演者がぐんと増えました。間に合わない人がゾロゾロ出ては大変だと思い、早くも緊張の日々を送っています。
 そんな中でロシア語講座の予習復習をする時間は次第に削られ、折からの大雪で授業に出られない週が続出…
 やっぱり年が明けるとスケジュール的にムリなのだろうか…

 でも 今年もロシアに行くことになりそう…(しかもモスクワ経由)ドモジェドヴォ空港でああいう事件があって(前の記事参照)、モスクワはますます危険が増したことはまぎれもない事実でしょう。自分がどうやっても逃げられない場面に遭遇してしまったときはこれが寿命とあきらめるとしても、言葉がわからなかったために逃げ切れなかったということは避けたいと思い、今週は出かけることにしました。毎朝やっているNHK-BSのロシア語ニュースも 授業をサボるとぐんと聴き取りの力が落ちます。
 そして何よりも 忙しくて神経が立っているときにタチヤーナ ゲオルギエヴナに会うと、不思議と気持ちが落ち着くのです。 

 思ったとおり授業はずいぶん進んでいました。先週 今やっているテキストをロシア語で要約してくる宿題が出ていたそうで、知らなかった私は当然ぶっつけ本番…自分の知っている限りの単語を総動員して答えて、何とかクリアしたのですが、次の練習問題になるともうアウト…
 やっぱり自分でニュースやラジオ講座を聴いているだけではダメで、実際自分の口からロシア語を出さないと上手にならないようです。

 いささかボロボロ気味だったのですが、なぜかタチヤーナ ゲオルギエヴナに帰りエレベーターで一緒に降りてくるときほめられたのです。
 ほめられると俄然乗り気になる私の性格を見抜いた上での心理作戦かなあ…(彼女には何でも見抜かれている気がする…)

 今年度は3月25日まで授業があるので、何とか最後まで落伍しないでついて行きたいものです…