ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

ロシア語講座 2010年初冬

 相変わらずギリギリのところで何とかついて行っています…
 このところ急に難しくなり、教科書の予習でいっぱいいっぱいの状態…なのに他の受講者は予習の他にテキストの続きを自分で作って書いてきたりしているのです…
 
 私 落ちこぼれかも…だんだん覚えられなくなってきたのかなあ…でもどんなに難しくても頑張ると決めたのだから…

 この頃私は少し早く着くように授業に行くことにしました。タチヤーナ ゲオルギエヴナは授業の始まる20分くらい前に来るので、早く行くと授業の前にロシア語で話ができるのです。シベリアの旅の後半は大丈夫だったのに、この頃はまたロシア語で話しかけられると緊張するようになってしまったからです。「わかっているけれど言葉が出てこない」というのは話せるとは言えないのです。
 車を駐車場に入れて出てくると、ちょうど向こうから領事館ナンバーの車が…ナイスタイミング…車から降りてきたサープリン総領事(タチヤーナ ゲオルギエヴナの夫君)にもご挨拶。総領事も私には日本語は使いません。
 授業と違って何を言われるかわからないこういう会話はとても大事ですね。ただし 自由に話すだけではいつまでたってもきちんとしたロシア語が話せないので、教科書の勉強もとても大事だと思います。

 難しくてアタマを抱えていると、タチヤーナ ゲオルギエヴナはいつも言ってくれます。
 「私も日本語を頑張って勉強しています」
 そう言われると「やっぱり頑張ろう」という気持ちになるのです。

 でも 雪が降ったら早く行くのはムリだなあ…