ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

ロシア語講座

 秋以降も金曜クラスで地味に 地味に頑張っております…
 10月は風邪で2回続けて授業を休んでしまい、ほとんど落伍しそうなときもあったのですが、何とかギリギリ授業について行っています。
 何とか風邪も治まり、「さあ、やるぞ」と思った矢先 タチヤーナ ゲオルギエヴナも風邪で倒れ、先週は1回お休みになりました。

 そして 一昨日行ってみると…

 何とタチヤーナ ゲオルギエヴナはお孫さんが具合が悪くて東京へ。ご子息も外交官で現在は東京のロシア大使館勤務。一家で東京に住んでいます。異国でお子さんの具合が悪くなって「おばあちゃん、来てー」ということになったらしい…

 一昨日の代講は 何と夫君サープリン総領事!!!

 クラスの全員の顔に緊張の色が…誰に対しても物怖じしないで話ができる特技を持つ私もさすがに初めはビビりました…
 ワシーリー イワーノヴィチ(総領事の敬称)も初めは緊張してらしたようですが、だんだん双方ほぐれてきて楽しくなってきました。

 しかし 完全なノーマルスピードで奥様よりも更にバリバリと授業が進み、冗談を言われても笑えなかったり、ロシア語での文法の説明を聞き逃してしまったりと厳しい…
 それでも死に物狂いで食らいつき、気がついたときには終わっていました。

 午後のレッスンはさすがにキツかった…

 電話で日本人と間違えられるほど流暢な日本語を話す総領事ですが、(多分タチヤーナ ゲオルギエヴナのお達しで)最近は私にはすべてロシア語で話すようになりました。
 語学を習得する苦労を誰よりも知っているであろう総領事ならではの キツいけれども有難い心遣いに感謝!です。