ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

コロナワクチン5

 酷暑真っ盛りの7月31日、札幌コンベンションセンターにて1回目の接種を受けました。

 集団接種は初めての経験なのと、最近アレルギーがひどくなってきているので少し心配だったのですが、受付→問診→接種とまるでベルトコンベヤーに乗せられているようにスムーズに進み、スタッフの方々もとても親切で接種後の見守りも手厚く、安心して接種を受けることができました。

 

 終わって戻って来てから、手が痛くならないうちにと思い、急いでシャワーをして髪を洗って乾かしました。

 夕食を食べて少したった頃(接種後5時間)、熱が出てきました。37.1度…同時に手が奥の方から次第に痛くなってきました。

 まあこれはワクチンが効いている証拠だと思って早めに休みました。

 

 翌8月1日、身体の痛みで目が覚めました(接種後15時間)。接種した場所を中心に身体中に筋肉痛のような痛みがありました。接種した左手は痛みで全く動かすことができず、髪を縛ることも不可能な状態でした(時間がたてば治るとわかっていても、職業柄、手が痛いのはやはり精神的にこたえます)。体温37.6度、レッスンはお休みだったので、そのまままた布団の中へ…

 トロトロと眠って目覚めるとお昼になっていました。体温38.1度(接種後20時間)、頭が割れるように痛い…しかし、食欲だけは落ちず、昼食は普段より多い量を平らげました。

 食後に解熱剤を飲んで、また眠りました…

夕方になっても熱は下がらず、38.3度(接種後28時間)、これだけ熱があっても食欲だけは落ちませんでした。しかし頭痛はMAX…

とにかく辛かった…

 

 このくらいの副反応は人並みだ…ずっと待って待ってやっと接種の順番が回ってきたのではないか…耐えなければ…そんなことを考えていました…

 この頃アレルギーが急激にひどくなっていたので、とにかくアナフィラキシーが起こらなかったことだけでも良しとしなければなりません。

 

 そして今日(8月2日)、体温36.9度(接種後40時間)、やっと平熱に…そしてまだ接種したところにまだ鈍い痛みがありますが、手が動かせるようになっていました。これでずいぶんホッとしました。

 今日はレッスンがあるので、開始時間までに気持ちを立て直さなければなりません。

 一番辛かったのはやはり接種後24時間から30時間あたりだったと思います。

 

 熱で寝込んでいる間、他の方の副反応の様子をSNS等で読んで、とても参考になりました。この記事がこれから接種を受ける方の参考になればと思っています。

 これから現役で働いている世代の方が多く接種を受けるでしょう。やはりインフルエンザの接種のように接種後すぐ仕事をしても平気な人はごくわずかのようですので、多くの方が書いているとおり、可能な限り接種翌日は仕事が休める日程で受けられることをお勧めします。