ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

コロナワクチン6

 8月28日、つどーむ会場(札幌市東区)にてコロナワクチンの2回目の接種を受けました。

 1回目から38度台の発熱をして、その他接種後3週間目くらいまでいろいろな身体の変調に悩まされたので、2回目はどうなるんだろうと少なからず緊張していました。

 1回目同様、すべてが順調に進んで、自分で運転して実家に戻って来ました。

 まず、手が上がらなくなる前に急いでシャワー、そして洗髪。

 夕食を済ませてほっと一息ついたところで熱が出てきました。37度2分(接種後3時間)、1回目の時は接種日の夜は解熱剤を飲まなかったのですが、この日は解熱剤を飲んですぐ休みました。

 

 手が本格的に痛くなってきたのは翌朝(29日)起きてからでした。37度5分(接種後15時間)、これはもう上がるところまで上がるのだろうと思い、朝食後またすぐベッドの中へ。悪寒はしなかったが身体中がカーッと熱い…眠りたいと思っても手が痛いために身体が硬くなっていて眠れず、ただじっと痛みに耐えていました。

 昼食時38度(接種後20時間)、手だけでなく頭も痛い。日本人では2回目の方が症状が重かった人が圧倒的に多かったので、これは39度まで行くのかな、と思いました。

 夕方38度4分(接種後25時間)、身体が熱いのは同じだけれど、相変わらず食欲だけは落ちません。ただ、冷たいものがとても食べたかった…

 

 1回目の時は3日目の朝になったら熱が下がっていたのですが、今回は下がりませんでした。30日朝を迎えても37度8分(接種後38時間)。手の痛みはかなり感じなくなっていたのですが、早くもモデルナアームがあらわれた模様…何やらひどく痒い…

 熱は37度台になったものの、解熱剤を飲んでも37度5分から下へは下がらず、この日は朝、昼、晩と食べては眠り続けていました。手の痛みがひいたので身体の力が抜けたのでしょう。夜になっても37度5分(接種後50時間)、まだ起きていることは不可能だったので、この日レッスンをお休みにしておいてよかったですね(レッスン日の変更に応じて下さった月曜日レッスンの皆さん、有難うございました)。

 この実家での食っちゃ寝生活はなかなか甘美なものであったことは事実です…

 

 翌31日を迎えてようやく36度9分(接種後62時間)、39度まではいかなかったけど、熱が一日長引いた分だけ1回目より重かったのかも知れません。

 手の違和感が残っていて自分の練習は途中で諦めたけど、何とかこの日はレッスンができました。

 

 やっと2回の接種が完了してとてもホッとしたことは確かです。この夏はワクチンのことだけで過ぎてしまったような気がします。これで前よりも少しは安心してレッスンができるでしょうか…しかし、ブレイクスルー感染も報道されていますし、ワクチンには重症化予防の効果もあるそうなので、自分がかかっていても気づかずにうつしてしまうという落とし穴もあるそうです。現在、白石教室の近くの小学校で学級閉鎖をしていて、前よりも一層厳しい状況になっています。引き続き、今まで以上に感染対策には気を配っていきたいと思っています。

 

 そして、これからは現役で働いている方が多く接種を受けることと思います。2回とも何も起こらなかったという人がうちの親戚にも約1名おりましたが、大多数の人にとってはこのワクチンはやはり大事業だと思えます。接種のときはきちんとお休みを取れるような社会になって欲しいと願っています。