ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

インフルエンザワクチン

 本格的な冬を迎え、インフルエンザが流行る時期になってきました。教室ではまだお休みの人はいませんが、学校や職場で流行るとどうしてもかかりやすくなってしまうことは否めません。
 もちろんワクチンを接種する人が多いようです。私も今まで必ず11月の中旬から下旬にかけて接種してきました。発表会が毎年3月にあるので、追い込みに入った時期に私がかかると大変なことになります。

 しかし、自分が接種を続けるのが難しい状態になっていることが今年判明しました。予防接種を受けたのは11月後半だったのですが、その日の晩から注射をしたところが尋常でなく腫れ、手の薬指が痺れてきました。実家に行って医師である父に聞いてみると、ひどい腫れによって指の神経が圧迫され、痺れが出ているのだろうということでした。
 腫れがひけば治るということでしたが、薬指の痺れは3年前の右手の怪我を思い起こさせ、私は非常に動揺しました。その他にレッスンや練習をするのがつらくなるようなひどい倦怠感、鼻のアレルギー、肌のトラブルなどなど…結局、注射をしたところがの腫れがひいて、痺れが取れるまでに2週間かかりました。2台ピアノのリハーサルのための東京行き(12月1~2日)までギリギリの状態になりました。

 これから毎年このような思いをしなくてはならないのか…多少の不快感は耐えるとしても、手が痺れるのは非常に怖ろしい…
 父はこれからワクチン接種をやめた方が良いのではないかと言っています。ワクチンも万能ではないのだそうです。しかし、そうなったら発表会前の一番大事な時期にレッスンを休まなければならない事態になるかも知れず、とても不安です。年齢的にも身体が変化する時期にあるのかも知れません。とりあえず今年は抗体ができていると思いますが、来年以降どうするかは、かかりつけの内科の先生にも相談して決めていきたいと思っています