ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

コロナワクチン

 

 今週のトップニュースと言えばやはりコロナワクチンが日本に到着し、先行接種が始まったことだったですね。このコロナウィルスがロックダウンだけでは抑え切れないないことは、もはや世界中で明白なので、最後の切り札として誰もがワクチンに大きな期待を寄せることは当然でしょう。

 

 日本では4月から高齢者への接種が始まり、その後それ以外の人に順番が回って来るようですが、順番が来たときに接種を受けるかどうかは、最近どこでも話題になっています。
 日本では少し様子を見てからと言う人が多いと報道されていますが、私自身は順番が回ってきたら直ちに受けたいと思っています。
 現在、教室ではできるだけの感染対策をしながらレッスンを続けています。生徒さんの学校や職場で感染者が出た場合はレッスン日時を変更したり、オンラインレッスンに切り替えたりして何とかやってきましたが、「いつか教室でクラスターが出るのではないか」というように常に怯えながら生活をするのは、やがて精神的に限界が来るのではないかと思います。
 特に、私のような個人経営で一人でやっている仕事の場合は、感染しても代わりはいませんので、長期間閉めたり、場合によっては辞めなければならなくなるでしょう。感染対策も100パーセント安全ということはあり得ないし、今、あらゆる職種の人が不安に苛まれ、世の中の空気も荒んでいる気がします。

 

 問題はやはり副反応でしょうか。今までいろいろなケースが報道されています。私自身もかなり酷いアレルギーがあるので、接種の前にかかりつけの病院の先生に相談してみるつもりでいます。
 あと、自分の前に実家の両親に順番が回ってきます(母はまだ迷っているようですが、父はきっぱり受けると言いました)ので、しっかり様子を見ておこうと思います。

 

 接種は2回必要のようですが、1回目で強度のアナフィラキシーショックが出たりして2回目の接種が不可能になるようなことはあるのだろうか…
 ワクチンが普及して集団免疫ができて来れば人の動きが次第に活発になって来るでしょうが、その中で接種ができなかった人は一層辛い思いをしなければならないことが懸念されますね。

 いずれにしても今年中には何らかの結果が出てくるものと思われます。

 

 毎朝見ているロシアTVのニュースでも接種の様子は毎日映るのだけど、あの筋肉注射はとても痛そうで怖い…

 

 感染の心配なしにレッスンができるまでにはまだしばらくかかりそうですが、それまでは来月の発表会を含め、生徒さんが少しでも安心してレッスンに来られるように対策に全力を上げていきます。