今月初め、大学の先輩に誘って頂いて、北海道在住の陶芸家、工藤和彦氏の展覧会に行ってきました。(札幌三越)
そこで、白樺をイメージしたカップにとても惹かれました。
ロシアには白樺の木がたくさんあり、ロシア人は白樺をとても愛しています。モスクワのタチヤーナ・ニコラエヴナ(ピアノの先生)へのお土産としてちょうど良いと思い、買い求めました。
このときはまだ 8月のリサイタルで2台ピアノのパートナーをつとめてくれるパーヴェル(ネルセシアン)とは会う予定がなかったので、彼には何もお土産を用意していなかったのですが…
パーヴェルから連絡があったのは、展覧会が終わった翌日…
しまった…白樺のカップもう一個ゲットしておけばよかった…
これまでのパーヴェルの来日回数は60回を超えていて、普通の日本のお土産はすでにたくさんもらっているでしょう。
ずっと「札幌行きたい」と言っていた(実は私は彼のこの一言で、リサイタルの共演を頼むことを決心したのです)彼に、この北海道を思わせる白樺のカップは最もふさわしいお土産だと思いました。
考えあぐねたあげく、私は工藤氏のFacebookのページを探し、そのメッセージ欄から、札幌近辺で白樺のカップをもう一つ手に入れられるところはないか問い合わせました。
折り返し頂いた返信には、札幌で買えるところはないけれど、直接届けることができるということだったので、すぐお願いしました。
こうして、無事出発に間に合いました。本当に有難かったです。
今回のお土産は割れ物ばかりになってしまったのだけど、モスクワまでの7500キロ、大事に大事に持って行きます。