ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

JAZZLIVE!

 連休初日の29日の夜 札幌市内の某カフェで開催されたジャズのライブを聴きに行きました。
 自分で弾くのはクラシックだけなのだけど、他のジャンルの音楽を聴くのは大好きです。特にダンスでよく使われるジャズやヒップホップなどはよく聴くし、自分でも踊ってみたいなあ、と思う曲がたくさんあります。(腰が完治したらやってみようかな…)

 ジャズの曲についてはあまり詳しいわけではないのですが、自分が弾くものとはまた違った観点でとても楽しめましたし、勉強になったこともたくさんありました。
 一番感じたのがリズム感…自分自身 演奏したり教えたりするときにどうしても楽譜をきちんと読むことやテクニックをきちんとすることなどが先に立って、リズムに乗って弾くことは二の次になってしまうところがなかっただろうか…
 この日の演奏を聴いていて ごく自然に振りが浮かんでくる曲がありました。クラシックバレエの音楽から編曲したものを多数手がけてきて、このことはもっと意識して演奏しなければならないのかも知れないと思いました。
 
 連休が終わったらプロコフィエフの「ロミオとジュリエットからの10の小品」の練習を始めます。いつもこの曲を弾くときは 聴いている人がバレエの場面を思い浮かべることができるような演奏をしたいと思って弾いてきましたが、今回 再度この曲に取り組むにあたって振りとリズム感を充分に感じて練習を進めて行きたいと考えています。