ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

改装工事2

 ようやく家の屋根と外壁の塗装工事が終わりました。10月31日から約2週間、家には足場がかかっていました。足場に階段がついていて、屋根に簡単に登れるようになっているのは泥棒に入って下さいと言っているような感じで、何とも怖くて落ち着かない日々でした。敷地の中に工事用具がたくさん置いてあったので、藤野教室の小さい生徒さんに怪我のないよう気をつかいましたが、一番危なかったのは私自身だったかも知れません。

 

 メインの外壁の塗装が行われたのは今月の3日から5日にかけてでした。すべての窓とドアをビニールで塞ぎ、強烈なシンナーの臭いのする塗料で作業を行なっていきます。当然臭いは家の中にも入ってきますが換気は一切できません。

 これはもうガス室状態…以前この日程で藤野教室の振替レッスンを考えていたのですが、これではとても無理でした。具合が悪くなる人が続出したと思います。

 作業中はとても家にいられず、新調する予定の食器棚を見に出かけていたのですが、朝8時から工事の人が来るので、夜は家に帰らなければなりません(留守にするのはどうしても嫌でした…)。

 結局手の関節が痛くなって練習不能になったり、目に強烈な充血が起こったりと体調不良が続き、散々の1週間となりました。眼科を受診すると多分化学物質のせいだろうと言われました。

 この体調不良はかなり深刻でしたが、臭いが抜けると徐々に回復し、現在やっと元に戻りつつあります。

 

 台所の方は(11月3日の記事参照)やっとレイアウトや色をすべて決めて発注しました(濃い色のシックなキッチンになる予定)。製品は2週間くらいで完成すると言われていたのですが、待てど暮らせど工事日の連絡は来ません。

 製品は出来上がっても取り付け工事の人がいないのかも知れません。うちの大人の生徒さんでも人手不足のために仕事が急に忙しくなり、レッスンを休んでいる人がいます。最近よく報道されている人手不足の問題は私たちの生活に大きな影を落としているようです。

 まあ年内には出来上がると思うので、気長に待つことにします…