ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

改装工事

 今年は珍しく本番が少ない秋になりました。一番大変なところは8月に終わってしまったので、秋は来年に向けて新しいレパートリーを準備したり、教室の発表会をどんなふうにしようかといろいろ考えていました。

 そしてこの時期にやらなければならなかったのが自宅の改装でした。

 

 3年ほど前から自宅の台所のレンジフードの回りが遅くなって止まりそうになることがときどきありました。しかしこの時期はコロナ禍の真っ最中…家に人が入ることが極端に怖かったので、放置したままにしていました。

 我が家は築30年を超えています。今年に入ってから水道の水栓が動かなくなったりして、あちこち不具合が出てきました。

 その都度直すよりもそろそろ台所ごと取り替えてしまった方が良いのかと思い、実家を建てたときにお願いした業者さんに相談して、台所を取り替えることにしました。

 

 実家を建てたときにはいろいろなメーカーのショールームに行きましたが、あれから18年たった今はどんな商品が売られていて、どういうのが人気があるのかなど全くわからなくなっていたので、お休みの日にショールームを見てまわりました。

 最新式の台所がきらびやかに展示されていて、そのあまりの華やかさに頭がクラクラしました。ここは購買意欲をそそるように作られているのです。最新式のものをすべて入れると値段も天井知らずです。

 初め、収納もお揃いで注文しようと考えていたのですが、見積もりの値段があまりにも高かったので、今あるものを最大限に利用していく方針に切り替えました。ただ、食器棚は私が小学生の頃実家にあったものなので、あまり高くないもので新調することにしました。

 

 毎日カタログを眺め、合間に動画も見たりして、ようやくまとまってきました。

 昨日最終の見積もりと図面が送られてきたので、連休の間に家族にも見てもらい、週明けに決定する予定です。

 

 その他にも直さなければならないところがいろいろ出てきたので、この機会に直してしまう予定です。ここは藤野教室でもあるので、レッスンの日と工事が重なったときは母にも来てもらい、生徒さんに危険がないように充分配慮していきます。今週藤野教室の生徒さん全員に工事のお知らせのメールを出しました。

 

 新しい年は新しい台所で迎えられそうです。今までとても大変だったけど、ちょっぴり楽しみになってきました。