ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

台風直下東京行き

 23日のウクライナチャリティーの準備のため東京へ行ってきました。今の自分の状態で本番に向かうには、やはりレッスンを受けることが必要だと思い、台風14号が迫る中、強行しました。

 

 行きのフライトのときは台風はまだ沖縄付近にいたので、使用機材到着遅れのための20分ほどの遅延で済みました。しかし、東京は凄い雨…傘が壊れそうな風も吹いていて、台風が来ていることを強く感じました。

 

 翌日、航空会社のHPを見てみると、午後の便にはすべて航空券の特別な取扱いの印がついていました。早く帰らないと台風が追いかけて来ます。夜遅くなればなるほど欠航の可能性が高くなるようですしたので、先生にお願いしてレッスン時間を早め、終わった後出来るだけ早い便に乗れるように、脱兎のごとく羽田へ…精も根も尽き果てて空港にたどり着きました。

 

 予約便の2便前のファーストクラスに空席があったので押さえました(ラスイチだった…)

 初めての国内線ファーストクラスです。

 入口からして別で、もうここは特別な空間…ダイヤモンドプレミアラウンジはあまりに広くて立派すぎて迷いました…居心地が良すぎて眠ってしまって乗り遅れたらタイヘン…

 楽しみだった機内食はとても吟味されていて美味しかったのです。ただ、東京、札幌間のフライトだとかなり慌しい感じです。食後の飲み物などを勧められて飲んでいるうちにあっという間にベルトサインが点灯してしまいました。これで更に時間が短い羽田、伊丹間だともっと慌しいのでしょう。そして、快適な空間も台風にはかないません。機内食の味噌汁が危ないほど揺れて、先に飲んでしまいました。

 この箸置きとっても可愛い…鶴ですね…

 コロナ禍が始まってからは一度も行っていませんが、モスクワやボストンに行ったときのことを思い出してドキドキしました(このときはビジネスクラスの特典航空券でした)。また海外へ自由に行ける世の中が早く来て欲しいものです。