ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

ウクライナチャリティーに向けて

 ずいぶんごぶさたしてしまいました…

 現在は今月23日に予定されている「ウクライナチャリティー」に向けて準備を進めています。チラシはこちらです。

https://jesdoren.exblog.jp/iv/detail/?s=30080734&i=202208%2F24%2F14%2Fe0117314_17051020.gif

 戦争が始まってまもなく6か月、ずっと自分に何かできることはないかと思っていました。そんなときにこのお話を頂いて、戦争で大切な人を失ったり、突然国を追われ、知らない土地で不安いっぱいの生活を送っている人たちのためにここで演奏しようと決心しました。

 

 プログラムは、

J.S.バッハ G線上のアリア

グリンカ 別れ

ショパン マズルカ 作品17-4、24-2

     ワルツ 作品64-2、64-1(子犬のワルツ)

チャイコフスキー 舟歌

ビラーシ チェルノブイリコウノトリ

です。

 

 父の葬儀から2週間、ただただ必死に走ってきました。役所等の諸々の手続きは妹が一手に引き受けてくれているのですが、こちらも何もしないわけにはいきません。突発的にいろいろな用事が入るため、レッスン時間の変更をお願いすることが多くなってしまいました(すみません…)。今まで忙しさであまり悲しみを感じなかったように思いますが、昨日、父の命をつなぎとめるために全力を尽くして下さった病院に支払いとお礼に行ったときは、あの日のことが一気によみがえって涙が止まらず、実家に帰り着いたら虚脱状態でした…「親を送るということは誰にでもどこの家にでもあることだからしっかりしろ!」と常々自分に言い聞かせていても、もうここには絶対に来たくないと思いました。悲しい思い出がいっぱいありすぎます。

 

 ウクライナチャリティーの日は父の初めての月命日に当たります。皆様に喜んで頂けるよう、しっかり準備していきたいと思います。なお、席数に限りがあるようですので、当日観覧をご希望の方は必ず主催者までお問合せ下さい。