今シーズンもいよいよ冬道運転が始まりました。根雪になるのが遅かったので、一日でも遅くと祈っていたのですが、もう覚悟を決めなければなりません。
先週末札幌圏に降った雪は記録的な量だったようです。道路は狭くなり、混雑が激しくなりました。滑って隣の車線にはみ出したときのトラウマが色濃く残っている私は、冬の狭い道路が一番苦手…隣に並ばれると、怖くてスピードが落ちてしまい、まわりの車をイライラさせることが多いらしい…社会の迷惑になるので、帰りはできるだけ遅い時間にするようにしています。
通常は0時までに家に帰れるようにしているのですが、いろいろあって精神的に疲弊した水曜日の晩は、出発してすぐに日付が変わりました。
この時間になると道路はガタッと空いてきます。道路は凍結していましたが隣に並ぶ車もいなくて楽ちん、極楽極楽…とロザリン・トゥーレックのバッハのパルティータを聞きながらのんびり走っていたところ…
○○○○(私の車の車番)の運転手さん、止まって下さい…
と後ろから声が…
時刻は0時45分…バックミラーを見てみると、案の定パトカー…スピードがノロいのでよく飲酒運転と間違えられて止められます。コロナ禍が始まってからは止められたことがなかったので、お巡りさんも感染が怖いのね、と思っていたのですが…
マスクは嫌いなので、仕事や人に会うときはつけても一人で運転するときはつけていなかったのですが、仕方なく窓を開けました…
警:運転慣れてないの?
私:この道路怖すぎです…
警:ここは50キロの道路ですよ。
私:こんな滑る道50キロで走れるんですか?
半泣きで訴えると、
警:顔見た途端に飲んでないってわかったから良いですよ。お仕事ご苦労様です。
驚かせてすみません。
と逆に謝られ、免許証チェックもなく解放されました。
よほど疲れた顔をしていたのでしょう。別に慣れてるから驚かないけど…
今年の元旦の夜、実家でのZoom新年会の帰り道、だーれもいない国道で近づいて来たのは…パトカー…
あっ…遅かったらまた止められると思い、必死でスピードを上げる私…
どこの世界にパトカーが来たらスピードを上げる人がいるというのだ…