ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

闇は平和を呼ぶ?

 前回クリスマスツリーを出して華やかな気分になっていたのですが、この時期に始まる辛いものが例の冬道運転です…
 
 今週、札幌ではまとまった雪が降りました。しかし、まだ除雪体勢が完備していないのか、道路は散々の状態、どこもガタガタツルツルで心臓が縮むような思いを早くも数回経験しました。
 私は冬の夜道は暗いと安心して運転できます。なぜなら他の車がいないから。凍った道でいくら滑ってスピンしたとしても自分の車だけであれば自分だけの損傷で済みます。しかし、他の車と接触することになれば他人を巻き込んだ事故になり、他人を傷つけてしまうこともありえます。冬の夜道の運転では闇は不安を呼ぶのではなく、平和を呼ぶものだといつも思っています。ただ、暗いと歩行者はとても見づらいので、歩道の雪山のない道では細心の注意を払っていますが…
 
 帰りはいつも深夜です。白石教室のレッスンの日は教室を11時半頃に出て、途中で日付が変わるのを聞いて、大体0時半過ぎに帰宅、この時間だと車も少なく楽だし、人様に迷惑をかけるのも少なくて済みます。
 しかしこの時間に帰って、教室の帳簿つけなどをやってお風呂に入ると、どんなに急いでも3時より前には寝られません。月曜日から水曜日まで早起きをしながらこのパターンだと運転にも疲れ果ててしまい、ついに木曜日に具合が悪くなることに…朝からひどい頭痛で練習も全く身が入らず、夕飯を食べたら気持ち悪くて戻しそうになり、ついに何もかも放り出して10時過ぎから爆睡…翌朝はすっきり…やはり人間朝方の方が体調は良いようです。

 何日か前にネットで流れてきた中に気になる記事が…今、豪雪の200万都市、札幌の除雪は大変な人手不足だそうです。数年後には立ち行かなくなるのではないかと危惧する人もいるそうです。
 これ以上道路がひどくなったらもう車では出られないですね。レッスンの荷物などの運搬、どうしよう…
 来週はいよいよ忘年会が入ってくるのですが、車は置いて行こうと思っている今日この頃です。