ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

ズーム法事

 ズーム法事をやりたいので今までの携帯をスマホに変えたいんだけど…

 

 自宅の近くに住んでいる叔母(母の妹)から連絡があったのは先月の下旬、お盆休みが終わってレッスンが始まった直後でした。

 今月、亡くなった叔父の13回忌を迎えるのだけど、2人の子供(私にとっては従兄妹)のうち1人はオーストラリア、もう1人は東京…東京の従妹は法事の打ち合わせにお盆に帰省する予定でしたがコロナ禍のためかなわず、お寺のお坊さんからズーム法事を提案されたそうです。

 

 早速、叔母がいつも行っていたショップに一緒に行き、今までのガラケーをiPhoneSEに。メールの設定とアドレスの移行はショップでやってくれますが、あとはすべて私がやらなければなりません。私はレッスンがお休みになる週末ごとに叔母の家に通い、iCloudその他の設定です。私が使っているキャリアではないので、違うところがたくさんあって悪戦苦闘…しかし叔母はやる気満々、82才のスマホデビューです。

 まず新しいiPhoneで電話とメールができるようにならなければなりません。ガラケーとはかなり違うタッチに苦労していたようですが、母の話によると叔母は子供の頃からやろうと決めたことはがむしゃらに取り組んで行く性格だったそうで、購入して一週間経った頃にはすらすらとメールが打てるようになっていました。

 

 そして、ズームのアプリをダウンロードするためにはiCloudの設定が必須なのですが、これが一番大変でした。初めメールアドレスが携帯キャリアアドレス1つしかなかったのでこのアドレスをアップルIDにしたのですが、このアドレスがアップル社からの確認コードを記載したメールをことごこく拒否してしまい、ついに別のアドレスを作成してIDを変えることに…

 紆余曲折の末、ついにズームアプリをダウンロードするところまできました。無事に叔母のアカウントを作り、実家の母と繋いでテスト…成功です。

 今後ズームの使い方をもう少しおさらいする必要がありそうですが、何とか法事の予定日に間に合いそうです。

 

 オンラインレッスンで培ったズームの技術が思わぬところで役に立つことになりました。コロナ禍はまだまだ続きそうですし、ズームももっといろいろな使い方ができるのではないかと思う今日この頃です。