ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

誕生会

今日は、昨年8月に亡くなった父の誕生日でした。

生きていたなら92才になるはずでした。

私はレッスンがお休みだったので、実家に行って母と一緒に買い物と車の点検に行き、帰りに昨年の最後の誕生日のときと同じお店のケーキを買ってきました。

ケーキを仏壇に備えて、母と2人、父の思い出話をしながら小さな宴をしました。

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父が亡くなってからまもなく5ヶ月、母も私も妹もとにかく前を向こうと必死の毎日でした。私はとにかく教室のレッスンに影響しないようにと死に物狂いで突っ走って来たような気がします。特に60年共に暮らした夫を失った母の憔悴ぶりは見ていて本当に辛かったのですが、何とか前を向こうと近くの体育館で行われているクラスに申し込んで、通い始めたようです。

「すべては時が解決してくれる」と14年前夫を亡くした叔母(母の妹)は言っていました。

今はまだまだだけど、こうしていろいろな思い出話をして時を過ごすうちに、父のことも良い思い出に変わって行くのでしょう。