ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

誕生日

 3日前、無事にひとつ年を重ねました。
 お祝いのメッセージやメールなどを下さいました方々、有難うございました。

 四捨五入したら還暦、というところまできました。自分ではまだまだ若いつもりでいたので、自宅近くの生協でシニアの割引カードが作れるようになったと聞いたときは驚いたものです。まあ、得をするのなら何でも利用しようと思い、誕生日の翌日すぐ作りに行きました。

 体力の衰えは日々感じています。何事も無理が効かなくなってきました。その中でどうピアノと向かい合うかはこれからずっと課題になるのでしょう。
 自分で決めた目標は、心身ともに自分を鍛えていくこと、ただでさえ筋肉が弱いのにこの先ますます落ちやすくのだろうから、まずピアノのウォームアップをサボらないこと、握力のトレーニングも3割増やしました。バレエとスポーツクラブも休まないこと。
 そしてピアノに関してはいつもアグレッシブにいろいろなことを追求しながら邁進していきたいと思っています。優秀な若いピアニストは毎年どんどん出てきます。その中で自分が弾いたり教えたりすることが古臭いものにならないよう、常にアンテナを張り巡らしていたいとも思います。まあパーヴェル(ネルセシアン)のレッスンについて行けるうちは大丈夫かな…(ついて行けているかどうかわからないくらいハードなときもありますが…)

 誕生日当日は、午後2時から10時半まで、途中夕食休憩30分のみで教室のレッスンがびっしり入っていました。まずは充実した新たな一年の幕開けとなりました。