ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

発表会に向けて1

 教室では来年の発表会(3月24日)に向けての準備が進んでいます。未就学児の一部の生徒さんを除いてほぼ全員の曲が決まりました。年内には全員の曲が決定する予定です。
 今年は去年を上回る人数の参加がありそうです。去年と同じソロと連弾の2部門で開催しますが、両方に出場する人もいます。昨年、初めて連弾部門を設けたことで連弾に興味を持った人も多かったようで、今年初めて連弾に取り組む人も何人かいます。

 曲のジャンルはさまざまです。来年のコンクールを目指す人は、過去のコンクールの課題曲や自分が強化しなければならない曲から選んだプログラムを組んでいます。また、コンクールなどに関係なく自分の好きな曲を弾きたいという人も多く、クラシック以外では毎年ボーカロイド一筋という人もいますし、今人気の米津玄師や嵐、少し古い映画音楽などなど…
 大切なことは3月までその曲と真剣に向かい合って、舞台で弾けるようにすることです。特に歌から編曲したものを弾く人はまず、基本的な指使いなどが気ままになってしまわないようにきちんと決めていくこと。人数が多いので、こちらは一人一人にきちんと目配りができるように細かいところまで神経を行き届かせなくてはなりません。

 今年は特に中学生が元気です。本番が3月なので高校受験のある公立中学の3年生はちょっと無理なのですが、1,2年生はほぼ全員が出演します。小学校の頃は考えられなかったほどやらなければならないことが増える中、皆、自分のプログラムを弾くために時間のやりくりに苦労しながら頑張っています。その姿に毎年私も元気をもらっています。

 教室HPにはまだ今年の発表会のページをアップしていないのですが、近日中にアップする予定です。