ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

明けましておめでとうございます。

 このブログを読んで下さっている皆様、お元気で新年を迎えられましたか?今年が皆様にとって素晴らしい年になりますよう願っております。

 昨年は恐らく活動を始めてから一番と言って良いほどいろいろなことを経験できた年でした。3回にわたって開催いたしましたコンサート「ロシア音楽の歴史をたずねて」では初めてシリーズもののコンサートの難しさを痛感いたしました。また、後半は近現代の曲を多く弾く機会に恵まれ、古典とはまた違った音楽の作り方、コンサートへの持って行き方をたくさんを学ぶことができました。
 今年はこの上に更に研鑽を積み重ねていきたい、そして自分が経験して得た技術的、精神的なことの数々を教室の生徒さんに伝えていきたいと考えています。

 今年の教室の発表会(3月21日、札幌市男女共同参画センターホール)は史上最高の人数になりました。昨年は2台ピアノでしたが、今年は連弾(1台のピアノを2人以上で弾くこと)の部門も設け、ソロと両方の部門に出演する人もいます。人数が多いので一人一人に抜けることなくきちんと行き届いた指導ができるように心がけていきます。

 また、5月26日(土曜日)には札幌、きたこぶしホールにて昨年の「ロシア音楽の歴史をたずねて」の3回シリーズを総括したリサイタルを開催する予定です。詳しいことが決まりましたら、またこのブログでもアップいたします。

 そして、昨年はあまりロシア語を勉強する時間がなかったので、今年はもう少しきちんと勉強したいです。突然3年ぶりにレッスンの通訳をしたら、最初の方がボロボロになってしまったので、きちんとレッスンの通訳ができるような勉強もしたいですね。

 2018年もやりたいことがたくさんあります。多忙な中でも自身の健康にもしっかり気を配った生活も必要ですね。

 元旦の今日は、昨日年賀状も大掃除も一日で全部やったので疲れすぎて眠れず、朝6時過ぎに目が覚めたので、スマホプーチン大統領のメッセージを聞いて、また眠りました。日本時間の午前6時はちょうどモスクワ時間の午前0時、ロシアではモスクワのクレムリンの時計が12時を打つのですが、その前にプーチン大統領の新年のメッセージが入ります。これがどれだけわかるかで前年よりロシア語が進歩したかどうかがわかります。そして、これを聞いて「今年もロシア語頑張ろう」と思うのです。

 教室のレッスンは5日(金)から始まります。

 どうか本年もよろしくお願いいたします。