ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

新年度

 発表会後のレッスンが始まって今日で一週間になります。札幌市内の学校は明日、6日から新学期が始まるところが多いようです。
 今年は新1年生が多いので、皆の表情が特に輝いているように見えます。皆、早く新しい環境に慣れて、充実した学校生活が送れると良いですね。

 教室では皆、心機一転して4月を迎えました。これから更にコンクールやステップを目指す人は課題曲や演奏曲を本格的に始めました。いつもの教材に戻ってじっくり基礎固めをする人もいます。また大人の人の何人かは来年の発表会に照準を合わせて曲を練習し始めています。今年度も一人一人ときちんと向き合って充実した指導をして行きたいと思います。
 特に、生徒さんがテクニックや精神面で行き詰ったときに良いアドバイスが与えられるように、よく見ていなくてはならないとも思っています。そのためには自分の中にたくさん引き出しを作っておいて、必要なときにさっと出せるようにしておかなくてはなりません。

 私自身も来月26日のリサイタル「ロシア音楽の歴史をたずねて」(前回記事、こちらからご覧になれます)、を始め、様々な演奏会に出演する予定です。自分の一つ一つの演奏会での経験が教室での指導に生かせるようにして努力していきたいと思います。

 今月、たくさんの体験レッスンも申し込みを頂き、大変嬉しく、有難く思っています。来週になると全員の時間割が確定しますが、現在、白石教室の平日15時から18時頃までの時間は満員となる見込みです。今後は空きがでた時点でまたこのブログでお知らせいたします。
 どうかよろしくお願いいたします。