ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

仕事初め

 今日5日から2018年のレッスンが始まりました。
 昨年暮れ、実はあまり体調が良くなかった(多分冬道運転の疲れ)私はかなりバテバテの状態でお休みに入ったのですが、教室の皆が来ない日が続くとなんだかサビシーくなってきていました。
 今日はみすまい幼稚園教室でしたが、皆リフレッシュして元気な顔を見せてくれました。

 年が明けたので、まず3月の発表会に向けて準備を進めて行きます。すでに出演者の方は発表会の曲を始めて1か月以上が経ちました。これからは一人一人の進み具合に合わせて配慮していくことが不可欠です。すでに出来上がりそうな人は演奏が崩れないように、なかなか進まない人はどんどん引っ張って行かなければなりません。
 お休みの間、録画してあったフィギュアスケート全日本選手権を観ていました。オリンピックの代表選考で大変盛り上がりましたが、なぜか私には選手を送り出すコーチの背中がとても印象に残りました。
 この舞台に出るまでにどれだけ苦労したことだろう…
 選手が技術的にも精神的にも完成するために、どのコーチを心血を注いで指導に当たっていたはずです。
 私も、3月の発表会の時に出演者全員が技術的にも精神的にも立派に舞台に出られる状態にしなければなりません。

 お休みの間は毎日ひたすらさらっていました。今年やらなければならない曲は山積しているのに、12月は思うように練習が進んでいませんでした。多分体調が悪かったのはそのせいもあったのでしょう。どんなピアノの先生も自分の練習時間確保は難しい問題で、いつも時間との闘いです。練習は8時間以上になった日もあり、どこにも出ないで家に閉じこもっていました。昨日になってあまりにも身体が硬くなっているのに気が付いて、夜バレエの稽古に行きました。
 普段の年末に比べて少ないと思っていた雪が物凄く増えていてびっくり…

 これ以上増えないことを祈るのみです…