ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

右手の怪我その後

 今年もあと1か月半足らず、気がつけばもう師走も間近…
 3月に右手を怪我して、その治療とリハビリで今年の大半を使ってしまった感じがしますが、右手は順調に回復し、9月に舞台に復帰してからも元に戻ることなく、徐々に弾ける曲が増えていっています。
 最近になってようやく朝、練習を始めるときに怪我をしたことを忘れていられるようになり、ずっと残っていた右手の薬指を動かしたときに感じる違和感も今はほとんどなくなりました。
 右手の握力もほぼ左手と同じになりました。

 教室ではちょうど発表会(来年3月21日)に向けて小学生の生徒さんが曲決めの真っ最中です。
 この時期に回復が間に合ってよかったと思います。
 発表会の曲を決めるとき、ある程度の年齢に達した生徒さんは自分で弾きたい曲を探して持ってくることが多いのですが、小さい人達(小学校中学年くらいまで)はあまり知っている曲も多くなく、曲を決めるときに私ができるだけたくさんの曲を弾いて、その中から決めることが多いのです。子供の聴覚は実に敏感ですから、いろいろ聴いているうちに弾きたい曲が見つかるようです。
 この時期に私が弾けないと大変なことになるところでした。

 そして、また間もなく運転に、雪かきにと神経をすり減らす冬がやってきます。今年は家の前の雪を週1回持って行ってもらうように業者さんを頼みました。こうしておけば家の塀の前の雪を融雪槽に入れなくてもよくなり、帰宅して車庫に入るのも楽になります。
 家のところに降る雪は少しでも少なくあって欲しい、と願っています。
 
 そして、寒さが少しゆるんでくる頃に発表会を迎えます。今年3月は怪我の直後で自分の演奏をすべてキャンセルしてしまったので、来年は私も元気に発表会の舞台に立ちたいと思います。
 そのために、あまり気持ちを追い詰めてしまわないように、上手に息抜きをすることが必要かも知れませんね…

 発表会のご案内と申込みのお手紙を今月16日から生徒さんにお渡ししています。お手紙についている申込書に会費を添えて、12月28日(月)までにお申込み下さい。