ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

夏が終わった

 明日で8月も終わり…この夏は本当にあっという間だったような気がします。
 充実したレッスンを受けられ、新たな出会いや懐かしい再会があり、フル回転…
 わくわくするような楽しいことがかくさんあった反面、人間不信になるような人間関係のゴタゴタもあった両極端な日々だったと思います。
 今月は2回東京へ行きました。2回目千歳に着いたときにひんやりとした空気を肌で感じて、「ああ、帰ってきたんだなあ」とホッとしたのですが、さすがに暑さの中での移動に精神的疲労も加わって、もとの生活に戻れるまで一週間以上かかってしまいました。

 いよいよ来月からは両手の演奏に復帰します。
 動かなかった右手が舞台でちゃんと動くのだろうか…靭帯の傷はとっくに治っているはずなのだけど、心の傷はなかなか治らない…目に見えないものなので難しいですね。気持ちを落とさないようにしっかりキープしていきたいです。
 初回の函館での国立音楽大学の同調会コンサート(9月19日)をクリアできれば、随分楽になると思うのですが…

 そして、この秋からはずっと願っていた新たな目標に向かって話を進めていきます。困難な道であることがわかっていたのと、怪我をしたことが重なってなかなか決心がつきませんでした。
 もう考えるのはやめようと何度も思いましたが、多分やめたらこの先の人生をずっと後悔して過ごすだろうと思いました。
 とにかくやれるところまでやってみよう、もしやってみてどうしてもダメだったらそのときにやめれば良い…
 内容についてはまだ公表できないのですが、きちんと決まりましたらこのブログでも発表したいと考えています。