ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

お知らせメール

 前回の続き。

 行方不明になっていた小3の女の子、無事保護されて本当によかったですね。ご家族やお友達はどれだけほっとしたことかと思います。充分な精神的ケアを受けて、早く元の生活に戻れることを心から願っています。
 しかし、犯人が逮捕されたからといって事件がすっかり解決したわけではありません。このような事件を二度と起こさないためにも、教室に通ってくる生徒さんのレッスンの行き帰りにももっと神経を使わなければならないと痛感しました。しかも、女の子が監禁されていた現場は白石教室のすぐ近くで、生徒さんの中には同じ学校に通う人もたくさんいました。皆、心に傷を負ったと思うのです。

 そこで、先週の日曜日(2日)に白石教室に子どもだけで通って来ている人(中学生以下)の保護者にメールで連絡を入れ、生徒さんが教室に着いたときとレッスンが終わって帰るときに私が保護者の携帯電話にメールを入れてはどうかと提案してみました。
 レッスンに来る時間に両親ともに仕事中の方も多く、簡単に持ち場を離れることが難しい方も多いようで、すぐに「メールをお願いします」という返信が届き始めました。
 メールを入れておけば、保護者が仕事の合間に携帯メールを見て、お子さんが無事に着いているかわかって安心できます。

 月曜日(3日)からお知らせメールの送信を始めました。白石教室のレッスンの日は、教室に到着するとすぐにその日メールが必要な人の人数を調べておきます。

 このことによって携帯電話の重要度は更に高まりました。携帯を忘れると大変なことになるので、出かける前2度、3度と確かめています。また、突然携帯の電源が落ちたときは(最近ときどきあるのです)実家の母の電源コード(母も同じiPhoneなので)を借りることにしました。
 
 皆さんが安心してレッスンに通うことができるようにしていきたいと考えています。