ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

歯医者もコワイ…続編

 昨年12月に歯が浮くようになって35年ぶりに歯医者に行ってから、一時解放されたのですが、先月からまたずっと歯医者通いが続いています。歯だけは自信があったのですが…ミジメです…
 
 このところは歯のクリーニングばかりであまりコワイことはなかったのですが、今週 右下の親不知が強烈に痛み出し、木曜日に歯医者に行ってみると…

 「麻酔をして神経を抜きましょう」と先生…

 コ、ココロの準備が出来ていないのに…

 ビビッているうちにたちまち麻酔を打たれ、歯を削られることに…
 削る音が頭蓋骨にガシガシ響き、恐怖のあまりうめき声を上げ続ける私…(だから生徒さんの父兄の歯医者さんには行けないわけです)
 永遠に続くかと思われるほど長い治療が終わり、解放されたのは1時間後…あと30分したら藤野教室のレッスンが始まるというのに疲労でフラフラ…

 「麻酔が切れたら痛みますので、痛み止めを飲んで下さい」

 ヒエーッ…

 4時半 レッスン開始、まだ痛みはなく、唇は痺れて感覚がない。

 いったいどのくらい痛いのだろう…だんだん怖くなってくる。

 本格的に痛み始めたのは6時半くらいからでした。まだレッスンは終わらず、爆発しそうな痛みをこらえながらレッスンすることになりました。家には腰が痛くなったときに父が持ってきてくれた痛み止めがあるのですが、あまりたくさんありすぎてどれを飲んだら良いのかわからない。実家に電話をすると運悪く父は留守…
 8時にやっとレッスン終了。とても食事どころではなく、口に入れられたのはウィダーインゼリー1個のみ…

 一晩寝たら楽になるだろうと思って早めに寝たのですが、痛みで夜中に何度も目覚め、寝不足と痛みでアタマがボーっとしている…
 それよりも辛かったのは食事でした。3日たった今日もまだ右側は全く使えず左側だけで噛んでいるのですが、ちょっとでも削ったところにさわると飛び上がるほど痛く、食事をするのにいつもの3倍の時間がかかっています。
 食べているうちに疲れてきて食欲が失せてしまい、多分に栄養不足気味デス…

 来週は何をするのかなあ…あまり痛いのはもうゴメンなのだけど…
 普通に噛めることがどれほど幸せなことか身にしみているこの頃です…