ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

中学生の生徒さん

 多くのお子さんにとって生活が大きく変わってぐっと忙しくなるのが中学校に入ったときだと思います。
 勉強も小学校から比べるとぐんと難しくなるし、同時に高校受験を見据えて塾に通い始める人も多いようです。
 その上 部活を始めると、放課後のほとんどの時間を部活に使うことになり、皆 大変なハードスケジュールです。

 うちの教室では今年の4月に3人の生徒さんが中学校に入学しました。もうすぐ3ヵ月になる今も皆 部活をしながらレッスンを続けています。
 やはり小学校のときのようには練習時間は取れないようですが、それでも何とか両立しようと頑張っている様子が伝わってきます。
 
 3人のうちの2人は吹奏楽部です。管楽器を始めて、ピアノとはまた違う楽器の世界に触れて新たな発見も多いようです。いろいろな経験をして音楽に幅が出てくると良いですね。一度彼らのコンサートに行きたいのですが、なかなか予定が合わないのが悩みです。
 あとの1人と一つ年上の2年生の人は運動部です。毎日クタクタになるまで練習があり(ときどき夕方近くの中学校のグランドを通りかかって凄いなあ、と思うのです)、帰ってからも分刻みのスケジュールだと思うのですが、何とか練習の時間を見つけているようです。

 毎週金曜日は午前中のロシア語のあとみすまい幼稚園教室、その後に藤野教室で9時まで中学生が3人続きます。
 この日は朝も早くてとてもハード…(まず朝のロシア語が大変なのデス)みすまいから帰って来るととても疲れてしまっているときもあります。
 いけないいけない…
 皆部活で体力を消耗したあとにレッスンに来るのです。こちらが疲れた顔をしていたら気持ちを奮い立たせてレッスンすることは難しいでしょう。
 レッスンの前にしっかり夕食を食べて9時まで気力が続くようにしています。

 これから学年が上がるにつれてスケジュールはますますハードになってなると思うのですが、何とか皆レッスンを続けて行けると良いですね。そしてピアノが彼らにとって末永く良い友達になって欲しいと思うのです。