ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

姪のバレエ 2009年早春編

 バレエの日…外は吹雪…寒い…出たくないなあ…

 うろうろと迷っていたところに姪からメールが…

 「2月14日からトゥシューズを履きます。嬉しいよー」

 やったね!
 これは負けてられないと、吹雪の中をバレエの稽古に…ホントに良いタイミングでした…

 年が明けて一つ上のクラスに入ったと聞いたとき、もしかして近いのではないかと思ったのですが、こんなに早いとは思っていませんでした。

 実家には電話がかかってきたそうで、大きい子達に混じって「泣きながら頑張った」らしい…札幌に来ても欠かさなかった自主レッスンの成果もあったのでしょう。(何事も練習は正直なものです)

 何度も夢に見たトゥシューズ…私自身が初めてトゥシューズを買いに行ったことを思い出しました。

 だけど 嬉しかったのは最初だけ…あとは足の痛みとの闘い…体が重くなればケガの危険も増えるので体重の管理も大切になってきます。ただし 栄養のバランスの取れた食事をしなければ、良い筋肉はできません。

 初めてのトゥシューズはプレゼントする約束でした。お祝い用の袋に「祝 初トゥシューズ」と書いて明日送る予定です。

 これからが厳しいことを彼女はわかっていると思います。でも 実家で黙々と自主レッスンをしていたときの彼女の目を思い出すと、この先どんなに足が痛くても 音をあげることはないと思えるのです。