ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

姪のバレエ 2009年夏

 一昨日から姪のバレエの発表会を見るため、東京に行ってきました。。彼女はいよいよトゥシューズを履いて初めての発表会を迎えました。このところ特に頑張っているようだったので、どんなにか上達したかな、とおばちゃんとしてはとても楽しみ…
演目はいろいろなバレエの小品を集めた「バレエコンサート」、創作バレエ「小人の花園」、そして「コッペリア」の三本立て。

小さい頃は まず舞台に出ていれば可愛くてそれでOKだったのですが、4年生にもなった今はそうはいきません。私の方が緊張で汗びっしょり…

最初の演目でまずは覚えたてのトゥシューズでのピルエット(片足で回ること)。緊張からか爪先に乗りそこねて、体が斜めに…
あーっ!転んじゃう!私は危うく声を出しそうに…次の瞬間 彼女は渾身の力を振り絞って立て直しました。隣に座っていた母も私も緊張でガクガク…上がっていた足は少しずれて降りましたが、大きな失敗にならずに済みました。

生徒さんとはまた違う緊張…うーん!キツイ…

発表会を見て感じたこと…バレエはもう1に体型、2に体型、3,4がなくて5に体型…太めであればもうそれだけで下手に見えてしまう…顔が大きいのもNG…厳しいものです…彼女にどのくらい条件が揃っているかはまだわかりませんが、才能に恵まれた教室の多くの先輩に刺激され、夏休みをバレエにかけるほど熱中しているのですから、自分が親にしてもらったように、できる限りの援助をしてあげようと思うのです。