ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

2022年発表会

 昨日、無事終了いたしました。

 出演者の皆さん、お疲れ様でした。またお手伝いして下さった方々をはじめ、この会を支えて下さったすべての方々に心からお礼を申し上げます。

 

 今年は初めての会場ということもあり、事前に見取り図を頭に入れておいたにもかかわらず、初めのうちは控室や舞台への行き方がわからなくて、大変な思いをしました。建物が新しく、セキュリティーがしっかりしているのは良いのですが、セキュリティカードがないと開錠しないところもあります。これでは皆が迷ってしまうと思い、前日リハーサルから帰って来てから慌てて会場の見取り図をコピーしたものを作ったのですが、やはりもっと詳しい説明のついたものを作成すればよかったと思いました。

 

 ピアノはスタインウェイ、今まで24回の教室発表会の会場のピアノの中でベストだったと思います。高温がまろやかな響きで、私も第3部で気持ちよく弾けました。この音が出演した方全員の耳に刻み込まれることを、特に人間の耳は6才までに完成すると言われていますので、小さい生徒さんがこの音をずっと覚えていてくれれば、と願っています。

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 大体練習通りの演奏ができた人も、ちょっと悔しい出来になってしまった人も、この発表会を1つのステップにして、また新たな目標に向かって邁進して欲しいと思います。