ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

コピー機壊れる…

 今月22日の月曜日から発表会(3月14日)のプログラムとお知らせのお手紙の配布が始まりました。プログラムは毎年PCで作成し、それを白石教室のコピー機でコピーして作ります。

 実は配布開始3日前の19日にコピー機がいきなり故障…突然手差しトレーに全く紙が入っていかなくなったのです。今まで使っていたものはもう20年近くなる古いもので、最近はいつ寿命が来るかとヒヤヒヤしていたのですが、まさかこんな大事な時にいきなり壊れてしまうなんて…

 まだ印刷していない100枚以上の紙を前に私は途方に暮れました…

 

 実家の母は近くのコンビニに行っても良いと言ってくれたのですが…まずコンビニで手差しの紙を使ってコピーするのは難しいだろうし、何よりもこのコロナばやりの世の中で、高齢の母が誰が使ったかわからないコンビニのコピー機をさわるのはちょっと危険なのではないかと思いました。

 

 新しく買おう…

 

 いとも簡単に決心がつきました。特に初舞台の小さい生徒さんは皆、プログラムができるのを楽しみにしています。

 

 翌日は定期健診に行く父を病院まで送迎する用事も入っていてまさに修羅場…

 

 朝8時から30分だけピアノに向かったあと、まず実家に行き、そして病院へ…病院で父を降ろした後、脱兎のごとく電気店へ…

 1階のコピー機売り場に行ってみるとたくさん展示してありましたが、取り寄せの札がはってあるものばかり…声をかけてくれた店員さんに尋ねました。

 今日すぐに持って帰れるものはありますか?

 

 在庫があってまあまあのお値段のものはほとんど選択肢がありませんでした。配達を頼むと翌日になるそうなので、何とか積んで帰らなければなりません。急いで決めて会計を済ませ、出てきた箱を見て私は唖然…

 大きすぎる…

 車の後部座席の背を両方倒さなければ乗らないのです。ということは後部座席に父を乗せた状態では積んで帰れません。

 焦って考えたあげく、一度戻って、夕方レッスンの後取りに行くことにしました。

 

 この日のレッスンが終わった後、また電気店へ…今度は無事車に積むことができました。

 しかし、重量は24キロ…車の後部を玄関にぴったりつけて何とかかんとか降ろしましたが、教室の古いコピー機を降ろして(これもまた重かった)、その場所に新しいのを乗せるのの大変だったこと…

 ここで体力の限界…しかし、これで終わりではありません。とにかくこの日のうちにこの新しいコピー機を使いこなせるようにならなければなりません。

 くらんだ頭で説明書に目を通していろいろやってみてもエラーになるばかり…

 ついに時計は11時を回り、この日は諦めて帰りました…

 

 翌日、また奮闘…この日は日曜日でよく休めたため、しっかり説明書を読んで設定を完了させることができました。母にも手伝ってもらって、100枚以上あったプログラムのコピーは何とかギリギリ間に合ったのです…

 

 新しいコピー機はプリンターやスキャナもついていて、念願のA3コピーもできます。他の機能は発表会が終わってからゆっくり設定しますが、使いこなせれば快適になってくると思います。