ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

換気

 コロナウィルスの感染拡大が治まらない中、教室ではいろいろな対策をしてきましたが、現在その中で一番難しいと思われるのが換気です。音を外に漏らしにくい防音室は空気の通りが非常に悪いので、レッスンの間は換気扇を入れ、合間に少しの時間でも戸を開けるようにしてきました。

 しかし、12月に入ると本格的な冬がやってきます。特に今週の札幌は一度も気温が0度に届かない日が続きました。

 白石教室のレッスン室は「24時間換気」というのがついているので、何とかこれをつけたままレッスンをしていたのですが、これは外とつながっているため冷たい風が換気口から入ってきます。弾いている生徒さんはあまり寒さを感じないらしいのですが、こちらはショールなどを使っていても手先足先が冷えてきます…

 人一倍寒さに弱い私…このままひと冬はもたないなあ、と思っていたら、案の定水曜日にダウン…寒くて寒くてこれはただごとではないと焦ったのだけど、家をよく温めてからお風呂に入ったら治りました。

 

 やれやれ…

 

 以来、24時間換気はつけたり消したりしながら使っています。

 

 レッスン室の隣の図書室も戸を開けておくと気温が15度くらいになっています。レッスンを待っている間にここでうたた寝をしてしまう人もいて、風邪をひくようなことがあっては大変なので、最近は戸を閉めています。

 

 冬はまだ始まったばかり…コロナの他に寒さとの闘いも続きます。