ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

気分転換

 今月に入ってからコロナウィルスの感染者は激増し、トップニュースのほとんどがコロナウィルスのことになっています。特にこの3連休、観光地はかなりの人出のようです。このような場所に出かけて行って経済を回すのが良いのか、家にじっと閉じこもって感染を防ぐのが良いのか、もはや誰もわからないのかも知れません。ニュースやSNS上でどんどんアップされる混雑した観光地の様子も、それに対しての大量の批判的なコメントも毎日目にしているとだんだん気が滅入ってきます。

 

 この連休は私も3連休になりました。昨日は実家の用事があって出かけましたが、今日と明日は家に閉じこもって練習します。年末に予定されているパーヴェル(ネルセシアン)のオンラインレッスンに向けての練習は、コロナ感染者の激増によって教室でも更に対策を考えなくてはならず、かなり予定が狂ってしまいました。背水の陣です。

 

 いろいろな方が書いていますが、どうもあまりニュースを見過ぎるのも良くないようです。コロナ禍が始まってから私も自分の心に余裕がなくなったと感じています。感染対策をどこまでやれば防げるのか誰もわからない、今のような状況の中では上手に気分転換をして、気持ちに余裕を持って生徒さんに接することの大切さを痛感しています。

 具体的に自分は何をするかですが、まずオンラインでのロシア語講座に申し込んで新しいことを始めてみる、そしてあとはお休みの日、家の中をできるだけ快適にして気持ちよく過ごすよう心がけます。

 

 冬至がだんだん近くなって行く今の時期は気持ちの滅入りやすいときでもあります。札幌は3時台ですでに薄暗くなってきます。こんなときは明かりを楽しむのも良いかな、と考えるようになりました。今年我が家は一部の照明を新しくしたので、お気に入りの明かりでも眺めながら心静かに過ごすようにします。

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