ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

新年度

 3月30日から教室の新年度が始まりました。発表会の後の9日間のお休みの間、体調を崩した人はいないようです。

 発表会が、レッスンがあって良かった、と言って下さる方が多くいて、それはとても嬉しいことでしたが、レッスンの継続にあたっては、引き続き消毒、換気を徹底し、コロナウィルスの動向をみながら慎重に進めて行きたいと思います。

 北海道はこのところ感染者が数人の日が続いています。一見少ないように見えますが、このところ首都圏を中心に全国で感染者が激増していて、転勤等で移ってくる方も多い時期です。教室でも3月一杯で東京に転勤になった方がいました。小さなお子さんを連れて今の時期東京に引っ越すのは、どれだけ大変かと思います。

 今日(3日)現在の情報だと、札幌市は来週から学校が再開する予定だそうなので、学校が始まってからが怖い気がします。

 

 決まっているコンサートも開催が微妙になってきて、今一つテンションが上がらないし、どこにも行かなくて比較的時間があるので、実は新しいことを始めてみようと考えています。それはオンラインレッスンの準備です。今までずっと興味がありましたが、忙しくて手がつけられない状態でした。コロナウィルスはこの先いつ収束するかわかりません。生徒さんがレッスンに通えない状況になってもオンラインレッスンがあればレッスンを継続することができます。少し調べてみると、ピアノ教室でもオンラインレッスンを始めているところが増えているし、ピティナでも「オンラインステップ」が始まったようです。

 今まで私はスカイプなどはあまりやったことがありませんでした。WiFI環境の整備(今のうちの環境だとちょっと不充分)、機器の準備、レッスン料もクレジットカードやペイでの支払いができるようにしなければならないでしょう。

 なかなか大変そうで今すぐにというわけにはいきませんが、少しずつ整えていきたいと考えています。

 

 「コロナ疲れ」や「コロナうつ」などと言われて久しく、誰もが気持ちが滅入りやすい状態だと思います。何か新しいことに取り組んで、少しでも明るい気持ちで生徒さんを迎えたいと思っている今日この頃です。