前回、「雪が少ない」という題で記事をアップしたばっかりだったのに…たった4日でこんなに景色が変わってしまうとは思ってもいませんでした。
今週、月曜日の午後から雪が降りだしました。防音室でレッスンをしていると全く気がつかなかったのですが、この日のレッスンが終了した23時過ぎ、さあ帰ろうと外に出たら、全く違う風景が広がっていたのです。
とにかく帰らなくてはと恐る恐る道路へ出ました。ずっと雪が少なくて運転で楽をしてしまったので、この道路は辛いです。白石教室から南区の自宅まで15キロ、これは確実に日付が変わってからの帰宅になります。
途中、平岸を過ぎたあたりから雪がとても強くなって、視界がだんだん悪くなってきました。前の車が巻き上げる雪で視界がさえぎられ、信号さえ見えません。私の車にはドライブサポートのカメラがついているのですが、視界不良のため一時停止の警告が点きました。
こういうときは停まった方が良いのかも知れませんが、停まったら車が埋まってしまうような気がして少しでも前に進んだ方が良いと思い、ノロノロと走り続けました。(他の車もノロノロだったので文句を言われなくて済んだのは助かりました)
帰宅したのは0時40分、実に1時間半吹雪と格闘したわけです…
そして昨日、また札幌に大雪警報が…
雪が少なくてアスファルトが出ていた路面はすっかり例年の冬と同じようになっていました。つまり帳尻が合ったわけですね。そして0時前後になるとまた吹雪…
視界最悪…どこが車道かわからないような道をアリのようにノロノロと走っていたら、おまわりさんに止められました。何でも私は2車線の道路の真ん中を走っていて、後ろに行列ができていたのだとか…いつも帰りの車の中はロシアのラジオを聴いているのですが、日本語のラジオよりもかなり大きくかけているので、最初はパトカーの拡声器で何を言われているのかわからず、慌てました。
「この道路怖すぎです…こんなに急にガッポリ降るなんてやめて欲しい…」
と半泣きで訴えたら、
「じゃ、気をつけて行きなさい」
と言われて、そのまま免許証チェックもなく、解放されました。
やっぱりあのまま冬が終わることはなかった…