ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

北京五輪閉幕

 今 北京五輪の閉会式を見ながらこのブログを書いています…

 この17日間 本当に楽しませてもらいました。
 毎日 印象的なシーンが続々…手に汗を握ったり、感動してもらい泣きをしてしまったり…
 テレビの前から離れられなかった方も多いことと思います。

 世界200以上の国と地域から集まったすべての選手の方に「感動を有難う。本当にお疲れ様でした」と言いたい気持ちです。この大会で自分の実力を出し切れた人にも…悔いの残る内容になってしまった人にも…
 
 ただ一つ とても残念なことが報道されていました。

 自分の実力を出し切れなかった選手や期待はずれの結果になってしまった選手に対して 主にネットやブログなどに暴言や中傷の書き込みが相次いでいる、というものでした。
 この報道を見たときは本当に心が痛みました。
 世界中から注目され、想像を超えるプレッシャーと戦ってきた彼らにとって、自分の力を出し切れずに終わることは本当につらいこと…その心の傷口を広げるようなことは 人間としてするべきではないと思います。彼らは誰一人として手を抜いた競技をしてきたわけではなく、精一杯闘って得た結果なのですから。