ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

図書室

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 白石教室には レッスン室の隣に写真のような図書室があります…
 ここでレッスンを待っている生徒さんが本を読んだり、宿題を持ってきてしたりしています。

 実はこの本 私と4才年下の妹が子供時代に読んでいたものなのです…

 私達が子供の頃 両親は「考える力がつき、想像力が豊かになるように」ということで、たくさんの本を買い与えてくれました。おかげで2人共 本が大好きになり、学校時代の国語の成績も良かったような記憶があります。(今はそれを通り越してモノスゴイ活字中毒になってしまったのですが…)

 私達が大人になってからは かなりの数の本が誰にも読まれないまま、実家の物置に積んでありました…

 11年前 ピアノ教室を開くと決めたとき、誰からともなく図書室を作って 眠っている本を生徒さんに開放しようという話が持ち上がりました。
 物語、伝記、図鑑、百科事典…小さい子供用から大人向けのものまで 並べてみるとかなりの数になり、小さいながら図書室がで出来上がりました。

 以来 皆さんよく利用しているようです…待ち時間に本を読んだり、図鑑で調べものをしたり、待ち時間に読みきれなかった本を次のレッスンまで借りて行ったり…
 下のお子さんを連れてレッスンに来るお母さんが、お兄ちゃん お姉ちゃんがレッスンをしている間 読み聞かせをしていることもあります…
 
 眠っていた本がよみがえって 皆に読まれているのを見るのは、私にとっても嬉しいことです。ときどき レッスンの合間に図書室にもぐり込み、昔のなつかしーい本に再会するのが楽しい今日この頃なのです…