ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

発表会プログラム配布開始

 今月21日の発表会まであと2週間余りとなりました。先月29日からプログラムの配布が始まっています。皆プログラムに自分の名前が載っているとピリッとするようです。
 ドレスや靴を持ってレッスンに来る人も増え、レッスンを待っている白石教室の図書室などは皆のドレスで何だか華やかになっていて、外はまだ寒くても、ここだけ春がきたような感じがします。

 特に小さい生徒さんはドレスのパニエ(ペチコート)がゴワゴワして落ち着かず、なかなかいつもの調子にならなかったりするので、この時期ドレスを着てレッスンする人が多いです。本の中のお姫様の気分になってボーっとしていても、何回か弾くうちに慣れてくるようです。
 すでに上級生で何度も発表会に出ている人にも、新しい服で出るときは必ず事前に着て練習するように言っています。舞台前で緊張している中で服のことで予想外のハプニングが起きると非常に消耗しますので、アクセサリーなどの付属品もきちんと事前に用意しておくと良いですね。
 今年は曲に合わせて自分で衣装をデザインして手作りした人もいます。デザインの段階で袖がピアノの演奏の妨げにならないようにとだけは言いました。すでに完成しているそうですが、当日がとても楽しみです。

 明日からは希望者にはビデオカメラで演奏を録画して、演奏はもちろん雰囲気やステージマナーを見てチェックしていきたいと考えています。

 準備も大詰めに入ってきました。
 今年はたまたま楽譜屋さんで「ピアノ、バレエ教室のためのプログラムセット素材集」というCD-ROMつきの本を見つけたので、その中のひな型を使ってポスターも作ってみました。
 学校時代美術はずっと2だった(観るのは好きなのですが…)私でもこんなのが作れてしまうなんて…文明の利器は有難い限りです…

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