ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

新ピアノ始動!

 教室では昨日から今年のレッスンが始まりました。土曜日は白石教室なので、いよいよ新しいピアノでのレッスンが始まりました。

 生徒さんの反応はいろいろ…じっと聞いて「音が違うね」と言う小さい生徒さん…「何か怖くて…」と言う人も…
 まだ我が家に来て6日目…まっさらの新品なので、まだ音が硬いし、タッチも重いらしい…正月休みの間さらいまくっていた私は気がつかなかったのですが(若い頃を含めて今ほど指が回ることはなかった)、前のピアノより重いようで、皆細かいパッセージでミスが出ていました。
 これは弾きこんで行くうちになじんでくるので、それまでレッスンしていくしかないですね。特にこれからコンクールを受ける人はどんなピアノに当たるかわかりませんので、こういう状態で慣れておくのも良いかも知れません。

 ピアノは生き物ですので場所に慣れるにはある程度の時間が必要です。このピアノはまだこの部屋に慣れていないようで、かなりぐずっています。
 ピアノを運んでくるときはかなり高めに調律してくるそうです。調律はこの部屋に慣れて少し音が下がってきたときにした方が良いと言われました。これから音がどうなっていくかでいつ調律を入れるか決めますが、私は今月下旬くらいかな、と思っています。

 白石教室の皆さん、新しいピアノで気持ちも新たにレッスンしていきましょう…