ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

発表会

 昨日 無事終了いたしました。

 29人の出演者の皆さん、お疲れ様でした。またご来聴下さいました方々、この会を支えて下さったすべての方々に心から御礼を申し上げます。
 
 今年は 例年に比べて初舞台の人が多く、特に小さい人達の中には暗い舞台袖が怖かった人もいたようでしたので、神経を使いました。でも 一度リハーサルをすると皆慣れて本番は何事もなく進むことができました。就学前の小さなお子さんでも舞台で得るものは大きいものです。

 ただ一つ残念だったのは ピアノの調子があまり良くなかったことでした。朝 調律の方がみて下さったとき例年に比べて非常に状態が悪く、調律はかなり苦労したようです。
 何とか使える状態にして頂いて、リハーサルに突入したのですが、3時間のリハーサルの間にまた高音部がひどく狂ってきて、第1部の後半になってくるとかなり目立つようになってしまいました。
 ピアノは生き物ですので、気温や湿度にも敏感に反応しますし、年月がたつとまた状態が変わってきます。今年のような状態であれば、来年はリハーサルのあとに拾い調律を入れることを考えた方が良いかと考えているところです。

 昨年の発表会をヘルニアの激痛に耐えて聴いていた私は 今年は何とか痛みが出ないで住みました。(皆さんにご心配をおかけしてすみません)ただ 終わりに近づいてくると昨年傷めたところが少々怠くなってきましたが…
 
 このあとコンクールを目指す人、ピティナピアノステップに挑戦する人、しばらくじっくり基礎固めに励む人…目標は様々ですが、皆さんがまた充実したレッスンを続けていけるように自身も精進していきたいと考えています。

 今日(18日)から24日まではすべてのレッスンがお休みです。新年度のレッスンは 25日(月)から始まります。

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