ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

剣淵温泉

 今年の4月後半は例年より寒く、コンサートが続いた疲れも出て、バテバテの日々を送ってしまいました…

 そんなとき両親が温泉に誘ってくれました。

 GWに出かけるならいつがよいか…多分どこへ行っても混んでいて高いので 5月1日から2日にかけてから良いのではないかと思ったのですが、2日は父が仕事があるため、出かけられるとしたら3日しかないということになりました。
 どこに行くか…
 混んでいるところはイヤなので、出かけるとしたら北へ行くしかない…(北海道の北部はこの時期は観光には寒すぎるのです)
 旭川、層雲峡方面を検索してみると、旭川から北へ40キロほどの剣淵町に「剣淵温泉レークサイド桜岡」というところが見つかりました。

 3日朝に実家に集合…高速で剣淵に向かいます。かわりばんこに運転して札幌インターから175キロ、途中 事故で高速が一部閉鎖になり大渋滞になったのですが、予定より1時間ほど遅れて剣淵に到着しました。
 案内された部屋は20平方メートルほどの洋室、明るくてきれいな落ち着いた部屋です。お風呂はのんびり入れてとても温まりました。特筆すべきは食事…夕食は農業の町の特産品をふんだんに使った上品な味の和食フルコース…朝食もバイキングではなく一人ずつ…サービスも行き届いています。
 この宿は町が半額を出資しているそうで、地元の農産物や地元の高校生が作った花が売られています。特に花は大人気のようで、夜にはたくさんロビーにあったのに 朝になったら皆売れてしまって半分以下に…町が地元の特産物のPRにとても力を入れている様子がうかがえました。

 このあたりは北海道でも特に寒いところで、この日も気温はプラス5度くらい…アウトドアを楽しむのには寒すぎるのですが、翌日近くの「アルパカ牧場」に行ってみました。アルパカを見たのは初めてだったのですが、とっても可愛い顔をしているのです…もう少し暖かくなったらまた来てみたいところです。

 このあと 雪の心配をしながら朱鞠内湖へ…続きは次回…