ピアノのある部屋から

ピアニスト、中添由美子がピアノのこと、教室のレッスンのこと、ロシアのこと、その他日々のいろいろを書き綴ります。

仰天の旅の終わり

 最終目的地 ハバロフスクで観光やショッピングをしたあと、私達には最後の関門が待っていました…

 ハバロフスクから成田に向かう便が 何と朝8時15分発なのです…
 早起きがニガテな私には何ともつらい時間…
 それでも何とか5時に起き、運転手のヴァロージャの車で空港に向かいました。

 しかし…

 空港の戸はまだ閉まっていて、人が並んでいました。10分程待って中に入ったら真っ暗…

 何と私達の乗る成田行きの飛行機の時間が10:15に…その後また訂正されて11:00に…

 しまった…

 これだけ遅れると、予約してあった成田から新千歳行きの便には間に合いません。近距離だから大きな遅れは出ないだろうと思った私が迂闊でした…

 悔やんでいても始まりません。
 私はまず携帯からJALのサイトにアクセスし、予約してあった便をキャンセル、半額のキャンセル料が発生しましたが、仕方がありません。更に調べて後続の便に空きがあることを確かめました。
 まず 羽田まで行かなければならないことはないだろう…

 しかし…

 朝食は機内食にしようと思って食べないでホテルを出てきたのです。さすがに9時になると、お腹が空いてツライ…8時から営業と書いてあるカフェは開く気配もありません…

 最後になってこんなことが起こるなんて…

 ようやくチェックインが始まったのは9時、徐々に電気がつき始めました。その間一度の放送もありません。

 まったくロシアという国は…

 更に遅れるのではないかと恐れていたのですが、幸いそれはなく、何とか11時を10分遅れで出発!

 成田に着いたのは定刻より3時間遅れの12:10…

 その後国内線を予約し直し、ロシア語から解放されて気が緩み、道中眠りまくって札幌まで帰りつきました…
 
 今日レッスンを入れていなくてよかったですね…当初は 帰りが早いので通常どおりの予定でしたが、私があまりに疲れ果ててレッスンするのはかえって気の毒なので、お休みにしたのです。
 もし 入れていたら大変なことになっていました…